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202010.19

犬が『悲しんでいる人を慰める』は本当なの?

悲しみに暮れているときや泣いているとき、私たちがわんこのとる行動に慰められるのは事実だけれど、勝手に慰めてくれていると解釈しているだけで、本当はそうではないのでは?そんなふうに疑っている人もいるかもしれません。
ですが実は「犬は泣いている人に近づいていく傾向がある」ということが科学的な実験によって証明されているのです。
実験はわんこの自宅で行われ、会話をしている人、泣きまねをしている人、ハミングをしている人のそれぞれに対するわんこの反応を観察しました。
その結果、わんこは泣いている人により接近していく傾向があることが認められ、泣いている人に接近していったほとんどのわんこが服従の姿勢をとったといいます。
しかも飼い主だけでなく、実験のために訪れた見知らぬ人の泣きまねにも反応したというので驚きです。
わんこが人を慰めるときの行動とは??

1.そっと寄り添う
実験の中でも「服従の姿勢をとった」とあるように、最も一般的な反応が泣いている人に寄り添うという行動です。また、泣いている人の身体に前足を添える、鼻先を近づけるなどの仕草もよく見られます。わんこの温かい体温を感じるだけでも癒されますよね。

2.涙を舐める
泣いていたら、愛犬が涙を舐めてくれたという経験がある人も少なくないのではないでしょうか。この場合、「涙を舐める」という行為そのもの、もしくは涙の味そのものに興味があるという可能性も否定しきれませんが、涙を止めてくれようとしていると考えると嬉しくなりますね。

3.遊びに誘ってくる
お気に入りのおもちゃを持って来たり、おしりを突き出したプレイバウの姿勢をとったりして、泣いている人を遊びに誘ってくることもあります。「泣いていないで、一緒に遊んで気を紛らわせようよ」と言ってくれているかのようですよね。

気分が沈んでいるときに愛犬が寄り添ってくれたら、その温かさと可愛さに素直に癒されてしまいましょう(*^^*)
それでは次回の豆知識もお楽しみに~♪